まんぷく11話は、危篤状態の咲が目を覚まし、福子と克子が心配そうに声をかけるところから始まります。鈴は自宅の仏壇の前で、必死に咲の無事を願っていました。

 

そこへ福子が克子と帰ってきます。鈴は咲がもう何日も生きられないかもしれないということが受け入れられず、また仏壇に向き直り無事を祈ります。

 

ポジティブになろうとしていた克子もさすがに家に帰って泣いていました。福子も部屋で一人静かに泣いています。立花は加地谷から新しい商品の開発を念押しされていました。

 

加地谷とのやり取りにうんざりした様子の立花が福子の手紙を眺めていると、世良から電話で呼び出されます。

 

昼食を食べながら、世良は軍事物資の横流しがあり、軍部が必死に捜査しているという噂を立花に教えていました。

 

それを伝えるためにわざわざ呼び出したのかと立花が言うと、世良は、自分たちはもう友達で昼食を一緒に食べるのに理由が居るのかと答えていました。

 

保科は咲がもうすぐ退院すると思っていて、その話に福子は笑って合わせていました。福子と話をした後、保科が廊下を歩いていると、野呂がまた保科に缶詰を渡します。

 

この間ももらったのにと保科が戸惑っていると、「二度ともう過ちは繰り返さない」と言い、野呂は保科に告白して去って行きました。

 

野呂は福子には何も言わず缶詰を渡しているだけだったのを反省している様子でした。缶詰を目の前に保科が悩んでいると、今度はフロントの前に牧が立っていました。

 

保科は牧からもまた告白されてしまいました。福子は沈んだ様子で病院の廊下を歩いていましたが、病室の前で笑顔を作り中に入ると、鈴も咲の病室を訪れていました。

 

鈴も福子も咲きと笑顔で話します。しかし、家に帰った鈴と福子には笑顔がありません。ふと、鈴はやっぱり毎日病院に行くと言い出します。

 

今日は咲の体調がよさそうで咳を全くしていなかったと話し、自分が行けば咲の病状も回復するのではないかと考えているようです。

 

そして、立花が紹介した病院の医者も藪医者なのではないかと言う考えに、福子は否定することなく同意します。さらに、鈴はそんな病院を紹介した立花とはもう関わるなと言い渡しました。

 

福子はそれにも力なく同意していました。二人が話していると、電報が届きます。その電報は咲の危篤を知らせるものでした。

 

いそいで病院に駆け付けると、ぐったりして横たわる咲が真一と克子たちに見守られていました。鈴たちが必死に声をかけると、咲が目を開けます。

 

咲は真一や福子たちに「ごめんなさい」と「ありがとう」と伝え息をひきとりました。咲は最後の力を振り絞ってその言葉を伝えたようです。

 

翌日、福子は立花の会社の前で、立花を待っていました。立花が嬉しそうに近づくと、福子は咲が亡くなったことを伝え、お礼を言って頭を下げます。

 

それ以上の事は何も言わず、福子は立ち去ってしまいました。立花も声をかけることが出来ません。福子が声を出さないように涙を流しながら、立ち去るところで今回のお話はおしまいです。まんぷく12話の感想につづく。