まんぷく19話は、福子と萬平が結婚して1年経った時から始まります。戦争が続き、庶民の生活は苦しくなっていき、とうとう食料や生活必需品は配給制に変わっていました。克子の家では鈴が福子たちについて愚痴っていました。

 

結婚して1年も経つのに、まだ新婚ほやほやのようだと呆れています。鈴は周りの若い男性が徴兵されていく中、萬平は身体検査で落とされていることを情けないと嘆きます。

 

克子は、萬平は憲兵に連れていかれたからだとフォローしますが、鈴は憲兵に連れていかれたのは1年前も前ではないかと反論します。しかし、長時間ひどい暴力を受けながら尋問されていた萬平は内臓まで傷を負ってしまい、回復に時間がかかっているようです。

 

福子と萬平は、貴重な食料をありがたくいただいていました。「人にとって食べることは何より大事なこと」と福子が笑って言うと、萬平は憲兵に捕まっているときの事を思い出します。ハンストまでしていた萬平は、生きて福子と会うために、床に落ちたご飯を食べるという屈辱にも耐えていました。

 

保科恵は牧と結婚して、妊娠7カ月になっていました。牧と一緒に恵に言い寄っていた野呂は徴兵され、戦地に行ってしまっていました。牧も萬平と同様に徴兵の身体検査で弾かれていました。

 

福子と恵は久しぶりに会うようで、二人とも結婚を機にホテルを退職していました。当のホテルは戦争の影響でお客さんが全くこない状態のようです。福子は恵に萬平の事を聞かれ、萬平の会社は飲料水製造機を作っていると説明します。

 

しかし、若い人が徴兵されてしまい、大変そうだと話していました。加治谷は行方知れずのまま、どうやら北海道に潜伏しているようで、寒さに震えていました。

 

加地谷はどうしているのだろうと恵がつぶやくと、福子は萬平が加地谷の事を恨んでいないといっていたことを保科に教えます。加地谷のおかげで経営の事を考えずに開発に専念できたことをむしろ感謝しているようでした。

 

恵は福子も「嫌いな人なんていないでしょ」ときいて、そんな二人を「似たもの夫婦やね」と笑い、きっといい夫婦だと話していました。

 

世良も戦争へ行ってしまったらしく、福子と恵は、世良が戦地でもきっとうまく立ち回っていると想像していました。そんな世の中で二人は再び会えたことを喜んでいました。

 

福子はご近所さんから貰った食べ物を鈴にお裾分けしに行きます。鈴は克子の会ったことを話し、克子は相変わらず気楽だと呆れていました。しかし、克子の夫である忠彦も徴兵されてしまい、福子は克子が忠彦の事を心底心配していると考えていました。

 

真一や忠彦が徴兵された話になると、鈴は身体検査に弾かれた萬平の不満を漏らします。福子は一生懸命に萬平をフォローしていました。福子は鈴が一人で今の家に住んでいるのも心配なようで、萬平と三人で暮らそうと誘いますが、鈴は頑なに断っていました。

 

福子たちの周りは穏やかな日々でしたが、その3か月後には北九州が空襲にあい号外が配られているところで今回のお話はおしまいです。まんぷく20話の感想につづく。