まんぷく24話は、萬平の無事を祈り、鈴がお百度参りをしているところから始まります。福子は萬平を付きっ切りで看病していました。萬平のためにお百度参りをしてくれたことを、夜、福子が鈴にお礼を言うと、鈴は福子のためだと答えていました。

 

ある朝、萬平は目を覚まします。布団の傍らでは、福子が座ったまま萬平の手を握り眠っています。目を覚ました萬平をお医者さんに診てもらうと、山は越えており、一命は取り止めたようです。ご近所の方々も押し寄せて萬平の無事を喜んでいました。

 

しかし、萬平はひと月かふた月は安静にしていなければいけないといわれてしまいました。萬平は食事も摂れるようになり、福子は嬉しそうに世話をしていましたが、萬平自身は命が助かったのに嬉しそうに見えないと福子が萬平に不思議そうに聞きます。

 

萬平は目を覚ます前に夢を見ていて、渡ろうとしていた川の向こう側に鈴が立っていて、こっちに来てはいけないと叱られたそうです。そこで引き返すと目が覚め、そばに福子が座っていたことを福子に教えました。

 

福子は「それは三途の川なのではないか」と推測します。萬平はその不思議な夢で目が覚めたと考え、鈴にお礼を言った方がいいのか悩んで居て、素直に喜べなかったようです。福子はそれを聞き「変な人」だと笑って、そのことを鈴に話すのは口止めしていましいた。

 

その後、萬平は出兵したものの、結局体調が戻らずその日のうちに返されてしまいました。縁側でぼんやりしている萬平を福子は散歩に誘います。散歩をしながら、福子は平穏な景色を眺めながら、「日本が戦争しているのが嘘みたい」とつぶやくと、萬平は思い詰めた様子で立ち止まってしまいました。

 

そこへ、畑仕事をしていた八重や子供たちが萬平たちに声をかけ、病み上がりで大変そうな萬平を励まします。すると、敵の戦闘機が飛んでくることに萬平たちが気づき、萬平はとっさに「逃げろ!」と叫び、その場にいた人たちは小さな建物に身を隠します。戦闘機は建物のそばに銃弾を撃ち込んで飛び去って行きました。

 

銃撃の音を聞きつけた鈴も駆け付け、何があったのかと叫ぶと、今度は萬平が膝をついて叫びだします。福子たちは萬平の病気が再発したのかと思ったようで、心配そうに萬平にどうしたのかと声をかけます。しかし、萬平は体調が悪くなったのではなく、2度目の赤紙でも出兵できず、なにもできない自分を恥じていました。

 

「情けない」と泣きながら謝る萬平に、福子は少し怒ったように「戦争に行かなくてもお国の役に立てることはきっとあります。」と声をかけます。福子は何があっても、萬平に生きていてほしいとお願いします。鈴も福子の言葉に同調して、萬平に「しょうがないじゃないの」と一緒に励ましていました。

 

みんなの言葉に少し落ち着いた萬平は立ち上がり、福子はお国のためにできることを「私が見つけてあげます。」と優しく声をかけていました。萬平と福子はみんなに見守られながら、二人で寄り添っているところで今回のお話はおしまいです。まんぷく25話の感想につづく。