まんぷく31話は、福子たちが泉大津に移り住むところから始まります。綺麗な海辺にたどり着き、福子と萬平と神戸は無邪気に遊んで喜んでいました。

 

福子たちは軍人さんたちが使っていた施設に住むことになり、福子と鈴は埃だらけの部屋を一生懸命掃除します。ヒーヒー言いながら掃除をしている鈴に、福子は声をかけてお茶休憩します。

 

これから住む家に鈴が不満を漏らしていましたが、窓から海が見えるこの家を福子は気に入っている様子でした。海の話をしても、鈴は潮風で洗濯物がしょっぱくなりそうと不満を漏らします。

 

萬平と神戸はさっそく倉庫の中を覗きます。中には大きな鉄板が80枚ほどありました。鉄板の使い道を萬平が考え始めていると、神戸は見つけた釣り竿で魚釣りをしてくると出かけて行きました。

 

福子たちが1階の掃除を始めようとしているところへ、泉大津に住んでいた福子の親友・ハナが訪れます。福子は久しぶりに会えた親友を見て、懐かしいと大喜びしていました。

 

ハナは自分の家の畑で採れた野菜を福子たちに持ってきてくれました。鈴はハナに子供が居ることを知り、うらやましそうに「いいわねぇ」と話します。

 

萬平は一人、倉庫にあった鉄板の使い道を考え続けていました。福子がお風呂の用意ができたと声をかけにきて、お風呂に入る前に、夜の海を一緒に見ようと誘います。

 

夜の海は夜光虫が光、海頭が青く光っていて幻想的でした。そんな海を見ながら、萬平は鈴が新生活への不安でいっぱいだろうと福子に聞くと、素直に福子も鈴が不安がっていることを萬平に伝えます。

 

しかし、福子自身はこれからの生活にワクワクしていると笑って話していました。不安とは別に、鈴は孫が欲しいと言っていることも福子が話すと、萬平も「ここなら子供も伸び伸びと育ちそうだ」と話していました。

 

福子たち4人は、町まで出かけ、お昼にラーメンをおいしそうに食べていました。しかし、鈴は遠慮なしに塩気が足りないと感想をこぼしてしまいます。

 

店主たちも自覚があるようでしたが、戦後の混乱で塩が手に入りにくく、少ない配給でどうにかラーメンを作っているようでした。

 

萬平はその話を聞きながら、倉庫の80枚以上の鉄板と近くの海を思い浮かべて、「そうだ!」と突然立ち上がり叫びます。「目の前は海だ!あの鉄板で塩を作れないか?」と自問自答します。

 

塩と言えば赤穂だと話し、神戸に明日行こうと伝えます。鈴が何をしに行くのだと尋ねると、「塩づくりを勉強しに行くんですよ」と笑顔で答えていました。

 

「この手があったか」と萬平が興奮しているところで今回のお話はおしまいです。