まんぷく40話は、社員の高津が鈴の元でまかないの仕事をしているところから始まります。福子も手伝ってもらえて助かると喜んでいました。高津は週末の休みがもらえなくなることを心配していました。

 

「週末はタカちゃんが来るから休めるんですよね」と確認していると、事務所にタカから電話がかかってきます。電話はタカからで「今週はそっちに行けません。もう手伝えないかも」と福子に泣きながら話します。

 

事情が分からず、何があったのかと福子が心配します。社員たちがタカが週末に来れない話で盛り上がっているところへ、世良が車で登場します。

 

世良が前回、塩の売り上げの半分を横取りしたことを知らない福子たちは、また世良に塩を売りに行くことをお願いするようです。福子は克子の家に行くために、大阪に行くなら自分も乗せて行ってもらえないかと世良にお願いします。

 

世良は福子が一緒に行くことに少し動揺して、理由を付けて断ろうとしますが、途中で下してくれればいいといわれ承諾していました。

 

世良は車を運転しながら、前回に比べて今回は塩を作るのにずいぶん時間がかかった理由を福子から聞きます。最上級の塩を作りたいという萬平の考えを聞いた世良は、もっと要領よくやらないと商売にならないと、半笑いで答えていました。

 

福子は世良と話しながら、ハナの「福子がちゃんと考えてあげないと会社がつぶれてしまう」という言葉を思い出します。

 

世良にはお金のことは自分が管理するのだと説明し、萬平が仕事に専念できるようにしてあげたい気持ちを話しました。福子は途中で車から降り、荷台に乗った塩の袋に向って「満額で売れますように」とお祈りして世良に後を任せます。

 

克子の家で、福子は克子と一緒に洗濯物を畳みながら、タカが涙ながらにもう週末の手伝いができないと電話してきたことを伝えました。タカが泣いていたのは忠彦が過労で倒れたためでした。

 

過労で倒れるほど絵を描き続けていることを知り、福子は忠彦のアトリエに顔を出します。忠彦に声をかけますが、忠彦は振り向きもせず返事するだけで、一心不乱に絵を描き続けます。

 

福子は克子や子供たちも忠彦の体の事を心配していると諭しますが、忠彦は「戦争で描けなかった分取り戻さないといけん」と聞く耳を持ちません。

 

学校から帰ってきたタカもアトリエに顔を出し、福子とのやり取りを聞いて泣きそうになりながら、忠彦に休んでほしいと訴えます。

 

タカは、友達には戦争で親を亡くした友達もたくさんいたが、忠彦は無事帰って来られたのにこのままでは忠彦がどうにかなってしまいそうで、心配でたまらない様子です。

 

福子もその言葉を受け、忠彦を説得しようとしますが、忠彦から萬平も仕事に没頭する人間で、福子はそれ求めるのかと逆に質問を投げかけられて、福子は言い返せずに声を上げて泣き始めたタカを抱きしめていました。

 

そのやり取りを隣の部屋で聞いていた克子も涙を流します。一方、世良は専売局に塩の品質検査を行ってもらい「ええ塩や」と驚かれていました。

 

塩は満額で売れ、なぜか車に積み残してあった塩を別の場所へと運びます。世良は専売局より高く売れる闇市で、満額以上の金額で塩を売り、差分を着服する魂胆だったようです。

 

手に入った大金を数えながらほくそえんでいると、福子が現れて塩は満額で売れたことを報告していました。たちばな塩業では、釣りをする社員たちをよそに、神戸は萬平の元に行き塩が4000円で売れたことを聞きましたが、何か萬平に聞きたそうなそぶりを見せます。

 

萬平がそれを指摘し問いただすと、塩を作る仕事は重労働で、大変だという事と社員たちはヘトヘトで、そのうち新しい仕事を見つけて出ていくかもしれないことを話しました。

 

神戸自身は何があってもここに残ると伝えます。萬平も同じ不安を持っているようで、何とも言えない表情を浮かべていました。

 

家に帰ってきた福子は鈴に忠彦の事を伝えます。鈴は絵が売れ始めても、それで身体を壊してしまったら元も子もないと怒りながら、「私が忠彦に説教してやるわ」と息巻いていましたが、福子は話がこじれるからやめてくれと辟易していました。

 

鈴の不満は萬平にも飛び火し、福子は自分が何とかすると答えながら、ハナやハナの旦那さんに言われたことを思い返し、どうしてよい分からない様子で夕飯の支度をしているところで今回のお話はおしまいです。