まんぷく41話は、出かけようとする福子に、鈴が自分も一緒に克子のところへ行くと言っているところから始まります。福子は話がややこしくなると鈴の申し出を断っていました。

 

福子は萬平に声をかけ、一人で出かけて行きます。萬平が見送り振り返ると、不満そうな顔で受付に立っていた鈴に驚きます。

 

鈴は「私も行きたかった」としょんぼりしていると、萬平は週末なのだから羽を伸ばしてくださいと鈴に声をかけますが、鈴は「でも、お昼は作らないといけないでしょ。」と愚痴っていました。

 

鈴はワガママを言いつつも、休みなく働いているようで少しかわいそうに思えます。萬平と鈴が話しているところへ、神戸と小松原が現れます。

 

大阪に出たときに闇市で世良を見かけたことを少し言いに話し、商社の社長なのに闇市で取引している世良を神戸たちは怪しいと感じたようです。

 

塩も専売局ではなく、闇市に卸してしまっているのではないかと神戸が言うと、萬平は「萬平は僕の友達を悪く言うな」と神戸に怒っていました。しかし、専売局に連絡を取ると、20袋あったはずの塩は専売局に8袋だけ買い取ったことを知らされました。

 

福子は真一のところ行き、忠彦の事を話すと、真一は福子と一緒に克子の家に出向きます。碌に休まず、毎日ご飯も食べずに絵を描き続けるのは、芸術家とはそういうものなのかと真一が聞くと、忠彦はそうだと答えていました。

 

福子も、萬平は仕事の事を考え始めると、ご飯を食べるのも忘れてしまうことを話し、本人はご飯も忘れた仕事に没頭できることが一番幸せな時なのだと話していました。

 

克子が何を言い出すのか驚いていましたが、福子の言いたかったのはその先で、萬平が体を壊してまで働いてほしいとは思わない、家族にも体を心配する権利があると忠彦に訴えます。

 

福子は手鏡を忠彦に差し出し「自分の顔見てください」とお願いします。「そんな顔をしたお父さんを毎日見てタカちゃんが心配していないと思いますか」と問いかけ、タカも泣きながら、忠彦の体調を気遣います。

 

真一も無理しない範囲で仕事をすることについて「僕たちは無理なお願いをしているんだろうか」と忠彦に問いかけていました。

 

帰り道、福子は真一に結婚を考えていないのか尋ねます。真一は笑って咲の事を忘れられたら結婚するよと答えていました。その様子を離れたところから、たちばな塩業の社員たちがたまたま見つけ、真一を知らない社員たちが「誰だあいつ」と訝しんでいました。

 

夜中、暗い部屋で自分の書いた絵を見つめる忠彦は、克子のところへ行き「お茶づけを作ってくれないか」とお願いします。

 

「急に腹が減ってきた。憑き物が落ちた気分や」と照れくさそうに笑っているのを見て、克子は「元の忠彦さんに戻ってくれるんですか」と泣きながら喜んでいました。忠彦は「良い夫で良い父親で良い絵描きになる」と約束してくれます。

 

萬平は世良が闇市で塩を売ってしまった疑惑が濃厚になり、思い悩んでいました。そんな中、福子と真一を街で見かけた社員たちが帰宅し、萬平に福子が「男と一緒に歩いているのを見た」と伝えました。

 

夜遅くに、福子も帰宅し、萬平が誰と会っていたかたずねようとしますが、電話が鳴りだします。相手は克子からで、忠彦がもとに戻ったことのお礼を福子に泣きながら伝えていました。

 

福子もその連絡を聞いて喜び、肩の荷が下りたとばかりに喜びながら、部屋へ戻ろうとします。何かいいかけていた萬平に、何を言おうとしたのか尋ねましたが、萬平は何も聞けず、モヤモヤしているところで今回のお話はおしまいです。