まんぷく9話は、鈴や克子も病院に駆け付け、お医者さんから咲の病状を聞いているところから始まります。お医者さんから話を聞いた後、病室に戻り福子たちは心配そうに咲に声をかけます。

 

鈴はどうして気づかなかったのかと咲を責めてしまいます。福子や克子がなだめますが、鈴も気が動転している様子です。鈴は「私は武士の娘です。

 

こんなことでは動じません。と言い切りますが、病室を出た後、鈴は心配のあまり、泣き崩れていまいました。咲もそんな鈴が分かっている様子で、逆に鈴を心配します。

 

克子の家では、克子の子供たちが咲のために鶴を折っていました。咲の病状を心配する忠彦に、克子は周りが弱気になっていてはだめだと、ポジティブに考えるように努力していました。

 

一方、福子はフロント係の仕事をしながら、保科に咲の病状について話していました。しばらく入院ということで、今は安静にするしかないようです。

 

話をしていると、加地谷と立花がホテルのロビーにやってきました。立花は次のデートの約束をしようとしますが、福子は気まずそうに断っていました。しかし、二人とも仕事でそれ以上詳しい話しができません。

 

福子は保科に時間を取ってもらい、立花に咲のことを説明します。立花は「世の中の医者がすべて結核に詳しいわけではない」といい、自分が良い医者をさがすと福子に伝えました。

 

夕食中、鈴は食欲がないとお椀をちゃぶ台に置いてしまいます。そして、咲や真一が結核に気が付かなかったなんておかしいと話します。

 

自分たちの前では優しいけれど真一は、本当は冷たいのではないかとまた疑い、なぜか鈴は福子のお見合い写真を広げ始めます。

 

福子はこんな時にお見合いはできないといい、立花の話をしようとしますが、食欲がないと言っていたはずの鈴が、聞きたくないと言いながら、ご飯をまた食べ始めていました。

 

そこへ、牧善之介が福子たちの家に訪れて、結核に良く効く漢方薬を渡しに来ました。礼儀正しく挨拶して、馬によじ登り帰って行きました。

 

翌日、病院の看護師さんに鈴は牧から貰った漢方薬を無理やり渡していました。咲は「看護婦さんを困らせないで」と苦笑しながら話をしている最中にも苦しそうにせき込みます。

 

ある日、立花が結核の専門病院を見つけたと福子の家に知らせに来てくれました。それは立花が加地谷にお願いして、紹介してもらった病院でした。

 

鈴は以前会ったことがあると自己紹介する立花に「覚えていない」と冷たい態度を取り、福子と関わるのはもうやめて欲しいと迫ります。

 

鈴の話を聞き、立花は少しの間沈黙していましたが、「それはできない」と断言します。さらに、咲の病状が回復したら、結婚を申し込むと宣言して帰って行きました。

 

雪がちらつく中、帰って行く立花の後ろ姿を福子が見つめているところで今回のお話はおしまいです。まんぷく10話につづく。