『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』第6話は、ストーリーのメインではないのですが一部、地下鉄サリン事件をモチーフにしたお話でした。

 

 

11年前の爆破テロ事件で実行犯として指名手配されていた男が、コンビニの防犯カメラに映っているところを、たまたま見つけるところから話は始まります。

 

 

指名手配されていた男が11年振りに都内に姿を現したことで、爆破テロ事件の日が近いこともあり再びテロが起こる可能性があるため、特捜班は捜査に乗り出します。

 

 

そして、当時の公安の噂で、爆破テロを起こした宗教団体に潜入捜査で入団した刑事が居て寝返ったというのがあることを田丸は思い出します。

 

 

長い間潜入捜査で潜伏する場合、本人の安全のために警察のデータから所属している情報が一時的に消されてしまう。と、さらに田丸は説明します。

 

 

もし、これが本当だったらかなり怖い話ですよね、そのままバレたりして殺されでもしたらそのまま放っておかれそうです。ここら辺の流れが、田丸役の西島秀俊さんが出演していた「ダブルフェイス」を思い出してしまいました。

 

 

そのお話でも、確か潜入捜査で警察のデータが消されていて、唯一潜入捜査官とやり取りしている人が突然死んでしまい警察に戻れなくなる流れがありました。潜入捜査というとこうゆう話が出てくるのでしょうか。

 

 

もし、そんな状態になったらやむをえない事情ならまだしも、捨て駒のようにされたら、精神的に追い詰められますよね。前回の話で、危うく一緒に殺されそうになった稲見は、他人事とは思えないため、防犯ビデオに映った男の経歴を洗い直すように進言します。

 

 

結局、条件に該当する人間が一人浮かび上がり、噂が本当だったかもしれないと分かります。一方、爆破テロをもう一度起こすのかと予想をしていた特捜班ですが、11年という少し中途半端なこともあり、もしかすると個人的な恨みを晴らすのではないかと捜査方針を見直します。

 

 

そして、ターゲットは当時潜入捜査を把握していたかもしれない、現在の警視総監が浮上します。警視総監は男に拳銃を向けられ寸前のところで、稲見と田丸に取り押さえられ事件は解決します。

 

 

男はやはり潜入捜査員で当時の恐怖を語り、爆破テロをやらなければ自分がリンチで殺されていたと言います。しかし、稲見は「リンチで殺されてでも爆破テロをやるべきではなかった」と言い放ち、男は「それが正しいが自分がその立場になったときどうなるか」と疑問を投げかけます。

 

 

さらに、男は留置所で自殺、稲見は複雑な思いで眠れぬ夜を過ごした様子で朝を迎えるところで話は終わっていきます。稲見のセリフはなんだか少しきつい気がしました。

 

 

でも、テロを思いとどまっていれば、死なずに済んだ人もいるかもしれないと思うと、そう言ってしまう稲見の気持ちも分からないではないです。

 

 

潜入捜査は日本では麻薬取締官以外は禁止されているそうなので、日本では架空のお話となるようですが、世界では潜入捜査を実際にやっている国もあるみたいです。ただ単に生きるための仕事としては荷が重い話ですよね。