『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』第7話は、巧妙な犯罪を繰り返すテロ組織「平成維新軍」の完結編でした。前々回から見始めたため、回想シーンなどで情報を補わせてもらえました。

 

 

特捜班のサイバー情報分析を担当している大山はハッカー上がりで、過去に「平成維新軍」の前身である組織に所属していました。そこから「平成維新軍」の一員である、「坂本」を特定することに成功します。

 

 

身柄を抑えた「坂本」は、現役の高校生で未成年です。彼は黙秘を続けますが、大山と話すことで自分の考えなどをポロポロしゃべり出していきます。

 

 

彼の主張は、今の日本は格差社会で若者は減り、立場の弱い若者の声はどんどん小さくなっていく、大人にいいように搾取されないために一矢報いりたい。

 

 

そんな内容でした。今の社会、高齢化が進み若者の投票率は相変わらず低く、数の多い高齢者が優遇されるなんて意見はネットでも目にします。きちんと声をあげれば、実際には高齢者の方でも若者の将来を心配して耳を傾けてくれる人いっぱいいると思います。

 

 

しかし、声を上げないで勝手に決めつけ、いきなりテロを実行するのはよく理解できませんでした。また、経済的に余裕がない家庭で産まれ、大学へ進学しても学資ローンの返済に追われて、勉強も碌にできない先輩が居る。

 

 

なんて説明もしていましたが、色々思考が偏りすぎていて、少し反笑いになってしまいました。その考え方で、テロを起こして要人やその家族、無関係な人まで傷つけて社会の何が変わるのでしょうか。フィクションながら、少年に説教したい気分になりました。

 

 

大山の活躍により「平成維新軍」のターゲットが判明し、仲間が捕まり今回のテロ予告事件はひと段落します。仲間が捕まっても偏った思考は止まりません。そんな「坂本」をみて特捜班の面々が、がっくりしてお話が終わっていきます。

 

 

ひとつ引っかかるのが、犯人を捕まえたときに稲見が「刑務所行って出てきたときに、こいつが最低のやつだったらまた狙え」みたいな事を言っていたのですが、いくらなんでも警察官がそんなこと言っていいのでしょうかね。前回の「リンチで殺されてでも爆破テロをやるべきではなかった」と正反対の印象でした。